
れいわ新選組・合同演説を開催
2020年11月20日、次期衆議院選挙にて国政政党「れいわ新選組」から立候補予定のメンバー8名が新宿西口に集合、合同演説会が開催されました。各々のスピーチを文字起こししました。前後の掛け合いを含めてどうぞ!
「デフレで失った所得を取り戻すために、一律10万円、1年間毎月出しても、この国はインフレにならないんです」
辻村ちひろ(司会進行):
千葉から駆けつけてくださいました。ちなみに前回参議院選挙の時は、この二人(渡辺てる子さんと三井よしふみさん)が時間押しまくって…あっ、違う? 一番長かったのが三井さんなんですよね。今日はオンタイムでやってくれています(笑)。じゃ、三井さんよろしくお願いします。
三井よしふみ:
ちょっと余計なこと言わなくていい…(笑)れいわ新選組千葉県9区の三井よしふみです。時間通りにやる、三井よしふみです。いや今日はね、普段聞いてない人の演説も聞いて。素晴らしいね。もう私、ちょっと次、何も言えなくなりそう。しかし、言わなきゃいけないことがあるから、ここに立ってんですよ。私ね、なんで政治の世界に入ったか。さっきも言ったけど、騙されて生きたくないからだけなんですよ。私がコンビニやった時、「銀行員なのにコンビニなんかなんでやるの?」「いや銀行員だけでは面白くない人生だ」と思って、希望を持ってコンビニ始めました。だって独立事業者なんでしょ。やったぶんだけ儲かると思いましたよ。定年もないし。
しかしね、やってみたらいろんなね…落とし穴があったんです。 一生懸命働いて、契約通り24時間365日やったとしても、自分の生活するお金が全然貯まりません。おかしいなと思って、おかしいなと思って、本部に契約書の内容を確認したら、「色々質問する人とは信頼関係がなくなる」って私、契約解除ですよ。そんな世界がある。とんでもないと思って、私は(当時、コンビニ加盟店ユニオン執行副委員長として)活動してたら、山本太郎さんから「コンビニ問題を教えてくれ」と言われて。話したのは20分も話してないですよ、山本太郎さんに。そしたら、「三井さん、それは参議院選挙で語ってくれないか」と言われて出馬したのが、1年前の7月でした。しかし、あれから1年。 見れば見るほど、この日本の社会は、コンビニのフランチャイズと全く一緒ですよ。こっちが本当のことを聞こうとしたら、必ずごまかされる。
消費税。さっきから言ってるけど、この消費税、皆さん本当にね、理解してください。私たちのところに戻らない税金なんです。社会保障に100%使ってる? デタラメです。16%しか使っていないんだ。そしてその代わりに何やってるか。今の政権の後ろ盾の、億を超える富裕者層の所得税を減税し、大企業の法人税を減税し、なんで我々庶民を増税して、豊かなヤツを減税し、10%、生きるために我々は消費してるんだよ!その消費税が何で金持ちの手助けになるんだ!だからやめたいと言ってるんですよ。

もうひとつ、時間が押すから先にもうこれ言わないといけないんだけど、この国に財政破綻がないということを皆さん本当に理解してほしい。そうすれば経済政策とか、やること変わるんですよ。社会保障も変わるんです。なぜ破綻しないか。まずは、この国の仕組み。国がお金を使わない限り、民間はお金が回ってこないというこの仕組み、まず理解してください。それはなぜか。大体お金を作るのは日銀でしょ。そして皆さん。消費税だ、ガソリン税だと、生活しているだけで毎日毎日税金を払っている。その税金は中央政府にいってるんだよ。で、この税金。日本は世界の中で2番目に税金を取ってる国だっていうじゃないですか。私たちからどんどんどんどんお金を奪っていくのであれば、それを戻させる。そういう政治をしなきゃいけません。
それで、さっき言わなかったことの次を言います。そんなに国債を発行して、公共投資して民間にお金まわして、その借金分はどうするんだっていう質問がよくきますよ。1000兆円どうするんだと。じゃ、お答え申しあげます。国が政策を実行する時に、そのための資金を日銀から調達します。出し手は日銀、借り手は政府。そして、それを民間に使って民間の資産になる。「政府の負債は民間の資産」。じゃ、その後、政府が借りた国債はどうなるんだ? 皆さん、日銀と政府は正式用語で、統合政府という名前で呼ばれております。これは正式用語ですよ。日銀・出し手と政府・借り手は統合政府。国の財務諸表を作る時は、出し手の日銀と借り手の政府でプラスマイナスゼロになるんです。バランスするんです。じゃ、それを減らさなくていいのか。減らした方がいいでしょう。しかし、減らさなくても困らないんですよ。それはなぜか。私たち日本は、私たちは毎日の役割を勤勉に果たし、良質な付加価値を生んでいるこの日本。この日本で日本国内で使う円を、いくら発行しても破綻はなり得ない。破綻はなり得ないです、この国で使うお金なんだから!それを世界の名だたる経済学者は当たり前のことと言ってるんですよ。なぜそれを私たちに伝えないんだ、この永田町は!
もうね、騙されて生きたくない。だから私はここに立って、真実を伝えたい。そして皆さんにお願いしたい。今の先ほども高橋アトさんが言ったその通りだ。政治といえば腐敗? それはやめようじゃないか。政治といえば希望にするんですよ!政治は希望。そのためには、皆さんが一人ひとり行動を起こせば、私たちの生活は必ず一変します。この国に財政破綻はない。財政不足もない。必要なところへはいくらでも金を出す!
最後にひとつだけお伝えします。事実をお伝えします。この国、5月に10万円の給付金出しました。皆さんお受け取りになったでしょう。その前の4月5月、コロナのせいで、前年比20%の消費がダウンしていた。しかし、10万円を受け取った後の翌月はどうなったのか。皆さんご存知ですか。前年比プラス2%消費伸びてるんですよ。新聞はなぜ書かないんだ。ということは何か。あの山本太郎も言っている。今日のチラシもある。我々はデフレで失った所得を取り戻すために、一律10万円、1回だけじゃないんです。12回、1年間出しても、この国はインフレにならないんですよ!足りないんです。デフレギャップで!144兆円のお金はどうするんだ? お答え申しあげましょう。国債発行しても大丈夫ですが、もうひとつやり方があるんです。今、大企業を中心に内部留保が468兆円もある。468兆円も使えないお金が、この民間の金融機関の中に貯まっている。それを貸してもらおうじゃないですか。それをやるのが政治の仕事です。144兆円を政治が借りて、いつでもその企業には返すから。そしてそのお金を一律10万円ずつ皆さんに1年間配る。そしたらどれだけ消費が回復するか。
フランスの事実を最後に申しあげて私は終わりにします。ロックダウンを続けるあのフランス。あのフランスで消費がV字回復してる事実を知らないでしょう。なぜV字回復したか。国が国民全員に所得補償をしたんだ。経済を止めちゃいけないと、フランス国民はちゃんと消費を続けている。日本でもやろうじゃないか!れいわ新選組、本当の情報を共有し、本当の政治をします!よろしくお願いします。れいわ新選組千葉県9区、三井よしふみでした。ありがとうございました。ごめんなさい、ちょっと長かった!
渡辺てる子(司会):
もう三井さん、熱くって熱くって、日照りがしそうです。
合同街頭演説・スピーチまとめ
三井よしふみ インフォメーション
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