【れいわ新選組・合同街頭演説】東海ブロック(豊橋駅前&豊橋アピタ前)

東海ブロックの合同街頭演説会がひらかれました

2021年3月13日、愛知県豊橋市にれいわ新選組「東海ブロック」の3人の立候補予定者が集まり、合同街頭演説会がひらかれました。その顔触れは、静岡2区大池ゆきおさん、愛知10区安井美沙子さん、愛知15区すがや竜さん。 直前には雷もなる悪天候でしたが、幸運にも雨も上がり豊橋駅前とアピタ前の2か所で予定通り実施。普段は顔を合わせる機会がないという3人の立候補予定者ですが、お互いにエールを送りあったり、和気あいあいとした様子が伝わってくる合同街頭演説会。今回はそれぞれの立候補予定者の演説の簡単な紹介と、一部をピックアップして文字起こししました。

大池ゆきお(静岡2区)

「原発の廃止は政策の一丁目一番地」大池ゆきお

愛知県のお隣、静岡県2区で立候補予定の大池ゆきおさん。豊橋を訪れるのは初めてとのこと。サラリーマンから民主党の県議になったいきさつ、その後れいわ新選組の立候補予定者になった経緯を交えての自己紹介から大池さんの演説は始まりました。 現在の若者たちが置かれている状況を「非正規の人が増え、年収が下がり、普通の人生プランを実現できなくなってる」と説明。れいわ新選組は「雇用体系の見直し、そして時給1500円」を本気で実現しようとしていると訴えました。 そんな大池さんの政策の「一丁目一番地」といえば原発廃止。「原発から20㎞圏内にすんでいる。(原発というものは)何かあれば福島のときと同じ状況になる」「原発に頼らなくても自然エネルギーというベースが日本にはあるのだから、そこを育てていく」と語りました。 そして「大企業からお金もらって政治献金のためにがんばる政治をやめて、国民ひとりひとりの気持ちに立って政治をやれる人間を国政に送っていただきたい」「しがらみのない純粋な人間が政治をやれば日本が変わる」その先頭に立つのがれいわ新選組だと熱く訴えました。

そんな大池さんの演説の中から今回は豊橋アピタ前での「国鉄や郵便局が民営化されたことによって、公務員の賃上げストがなくなり、民間も給料が上がらなくなった」の部分を文字起こししました。

大池ゆきおさん 文字起こし

日本は公務員が少ないって言われているんですね。アメリカに比べれば半分、イギリスに比べれば3分の1なんです。なぜかって言いますと、昔は三公社っていう公務員なのか民間なのか中間のそういう職場があったんです。例えば電電公社、いまのNTTですね。郵便局は、郵便局でしょうか。それと国鉄ですね、それがいまのJRになった。3月の賃上げの時期、三公社の人たちがストまでやって一生懸命に頑張った。で、賃上げのベースを決めてくれたんですよ、国民の代表として。それでその賃上げのべースを決めた額に民間が乗って、みんなの給料が毎年毎年上がった。そういう時代があったんです。これが30年20年前ですよ。その世の中が、三公社五現業(※)のみなさんがみんな民間になった。ストもしない。いい時代になったなって言うかもしれませんけど、ずっとストもやらないということは、賃上げはほとんどできなくなっちゃった。 経営者の言うとおり。そういう時代になってしまったら結局何が起きたかといいますと、民間のみなさんも給料上がらなくなっちゃった。この20年間ほとんど給料上がらなくなっちゃった。これが現実なんです。しかも私、市議会議員やって(その後)県議会議員で(民間企業を離れて)いま25年目ですけど、25年前に私が民間の企業に勤めていた時の給料、当時の給料を思い出して同じ年齢の後輩に聞いてみた。「いま、いくらもらってる?」25年前の私の給料とほとんど変わっていないんですよ、年収で。そんなのないでしょう日本。日本が経済的に裕福になるわけないよ。そんな日本を変えたい、そういう思いです。
すがやさんは郵便局も日本のそういう低賃金の社会システムを変えたいと思って、いま頑張っているんです。みなさんのために自分のサラリーマン人生、全部振ってがんばろうとしてる男がここにいるんです。 ぜひ応援してください。純粋な方です。
そういう人間が国政に行って、大企業からお金をもらって政治献金のために頑張るっていう政治はもうやめて、国民ひとりひとりの気持ちに立って政治をやれる人間をぜひ国に送っていただきたい。そうしないと日本はおかしくなる。ま、もうおかしくなっているんですけど。おかしくなった日本を変えなきゃいけない。それをするのがれいわ新選組なんですよ。

※三公社五現業… 1980年代まで存在した政府系8事業の総称。三公社とは、日本国有鉄道(国鉄)・日本専売公社(専売)・日本電信電話公社(電電)。五現業とは、郵政省による郵政事業・大蔵省の造幣局と印刷局による造幣事業と印刷事業・農林水産省の外局である林野庁による国有林野事業・通商産業省によるアルコール専売事業。

安井美沙子(愛知10区)

「消費税廃止が一番の中小企業対策」安井美沙子

愛知10区から安井美沙子さん。通りがかりのかたへのあいさつも交えながら、ご当地の産業の紹介。そしてその地場産業へコロナが与えた影響の大きさを具体例をあげて説明し、それに対して政治が有効な手を打たないと産業がますます厳しいところに追い込まれていくと声を上げました。 また、先の10万給付が決まってから実際に給付が始まるまでに3か月の時間がかかったことに触れ「日本はIT後進国だという事が露呈した。時間がかかりすぎる。すぐにできてみんなに有益なのは消費税廃止。決めてしまえばすぐにできる」「中小企業の負担を減らすためにも消費税廃止が有効だ」と訴えました。 「国の借金」という間違った思い込みから始まったいまの経済政策をやめ、お金を配り仕事を作ること、そしてお金をまわしていくことで税収をあげるというれいわ新選組の訴える政策について丁寧に説明する安井さん。 れいわ新選組のふたりの国会議員の仕事ぶりについても触れ、いままでにないやり方で国民の為の政治をしようとしているれいわ新選組を強くアピールしました。

ここでは安井さんの演説の中から豊橋駅で訴えたれいわ新選組の経済政策についての部分を文字起こししました。

安井美沙子さん 文字起こし

私は現金給付よりも消費税の廃止、これが一番手っ取り早く、すべての人に恩恵が及ぶと思っています。れいわ新選組はコロナ禍の前から、設立当初から消費税の廃止を訴えております。消費税の廃止、現金給付みたいに時間がかかりません。廃止すると決めたら徴収をやめればいいんだからすぐ実行できます。そしてすべての人に恩恵がいく。毎日が10%オフでお買い物。家計の負担がぐっと楽になって消費が戻ってきます。さらには中小企業経営者にも朗報です。消費税を納めなくてよくなれば経営もずっと楽になってきます。私は消費税の廃止が、一番の中小企業対策だと思ってるんです。消費税の廃止、れいわ新選組はずっと訴えてますけれども、なかなか政権与党そして野党第一党のみなさんもこれに賛同してくれない。大変残念だと思います。
(中略)
いま目の前で苦しんでいる人たちがいるのに、自らの命をたつほどまでの思い詰めた人たちがいるのに、見て見ぬふりをする政府、そして国のリーダー、なんて冷たいでしょう。いますぐできることとして消費税の廃止、そしてできれば現金給付していきましょうよ。
国民のみなさんも、「将来の世代、子どもや孫の世代に借金をつけまわしてはいけない」そういう思い込みで「いやいや、いまは我慢しなきゃいけない」緊縮財政あまんじて受けていると思います。しかしその必要はないんです。いま、どんどんお金を配って、みなさんにそのお金を使ってもらって、あるいは政府が仕事を作り出して、どんどんみなさんの需要、お金を回して、そしたら税収のびてきますよ。お金を使って税収を増やす、お金をまわして世の中を豊かにしていく。そんな当たり前のことがデフレ20年でもっと早くやらなければいけなかったのに、間違った思い込みで「借金をこれ以上増やしてはいけない」そんな間違った経済政策をしてきてしまいました。私はこの経済政策をいま、もう遅すぎるけれどいまこそ転換しなければいけないと思っております。いまの政府の与党にはそれが出来ない、そして残念ながら野党第一党にもできない。私は元の古巣だからこそわかるし、元の古巣だからこそ残念ながら限界があると思っています。
れいわ新選組ならできます。そしてみなさんのチカラをいただければ、いまは弱小政党ですけれども、アベノミクスに変わる経済政策を実行していくことができます。どうぞみなさん、私たちれいわ新選組にチカラを与えてください。

すがや竜(愛知15区)

「民営化で本当にサービスは向上したのか?」元郵便局員、すがや竜

地元での合同街頭演説会ということもあり、司会進行を務めた愛知15区すがや竜さん。消費税の開始と共にはじまった日本のデフレについて「(消費税は)消費にブレーキをかけ、ものを買わなくなる、会社の利益が減る、給料が減る、ますます買い物をしなくなる、消費が冷え込む、さらに消費税を…というデフレスパイラル」そこから脱却するためにも大胆な財政出動、生活の底上げが必要だと訴えました。一方で法人税が下げられて、富裕層とそうではない層との格差が広がっていることにふれ「政治とは大企業や富裕層の為にあるのではない。弱者に寄りそう政治、助けてと声をあげることすら出来ない人を助けるのが政治」それがれいわ新選組の目指す政治であり、そのような政治が必要だと思ったから、安定していた郵便局をやめて立候補を決めたと語りました。

熱い想いは誰にも負けない。すがやさんの一生懸命さが伝わってくる演説。今回はそのなかから郵便局に勤めていたすがやさんだからこそできる「郵便局の民営化」についての部分を文字起こししました。

すがや竜さん 文字起こし

私が政治に疑問を持ち始めたのは2005年の郵政選挙の時です。テレビで毎日のように民営化が良くて国営は悪だと、とにかく民営化しようという、テレビや新聞やマスコミで一斉に報道され、人々がそれにつられる形で郵便局は民営化しました。ところが、郵便局民営化して、なにか良くなったことありましたか? サービスは良くなりましたか?
かんぽの不適正募集や、年賀状のノルマや、いろいろな問題が郵便局にはありました。民間になった以上、売り上げを上げないといけない。国営時代は売り上げよりもお客様だったんです。私が郵便局に入社したころはまだ、郵政公社と呼ばれていたころで国家公務員でした。そのころの先輩は、とにかくお客様に迷惑をかけずに、お客様の為のサービスを目指しておりました。ところが民営化してからノルマが非常に高くなり、かんぽ生命の不適正募集に見られるように、本当にノルマ至上主義に変わってしまいました。郵便局、毎日お届けさせてもらっているみなさまの大切な大切な郵便物。郵便物は大切な生活のインフラのひとつです。貯金も保険も本当にみなさんが信頼して安心していただいて預けたのが郵便局のシステムで。郵便局の民営化、何が問題だったか。サービスの低下はもちろんありました。そして、最も問題なのが、郵便局の資産の運用状況です。

国営時代。郵便局のお金が本当に財政投融資によって各地で道路建設や学校建設に使われたり、日本のみなさんが預けていただいた郵便局の資産が、日本のために使われて、日本のためにまた返ってくるという、いい流れを作っておりましたそれが郵便局の財政投融資というシステムです。その莫大な資金を第2の国家予算だと指摘してきたのは外国です。そして、財政投融資がなくなってしまい、郵便局は公社となり、その後、日本の国債で運用されるようになりました。パソコンで郵便局の資産状況を見てきましたが、民営化当初は日本の国債が88%で運用されていたんですけれども、2019年のをみましたら、日本の国債88%が30%ぐらいまで落ち、民営化当初0.1%だった外国証券等というところがいまは30%を超えるところまでになりました。この外国証券等というものは本当に非常に危険なもので、そのために日本のためにお金が回せなくなっております。その額、50兆、60兆、70兆とどんどん増えていったために、郵便局の民営化はみなさんにとって、自分で自分の首を絞めることになってしまいました。当時の小泉総理、竹中平蔵氏、日本の資産が、特にみなさんの財産が冷えていくようなそんな政策を打ってくるため、それこそが本当に日本の富が海外に流出してしまう、非常にまずい政策の一つが郵便局の民営化。そして水道の民営化、カジノ建設。カジノ建設も、一部のグローバル企業と諸外国にお金が流れていく政策です。いま、必要なのは、民営化された郵便局を国営に戻して、昔のようにみなさんのために、日本のために郵便局のお金を回していくべきじゃないでしょうか。

ほっと一息、のカフェタイム

東海ブロック合同街頭演説会・映像はこちらから

今回の合同街頭演説会は、れいわ新選組・若者勝手連のYouTubeチャンネルに映像がアップされています。立候補予定者の熱気も伝わるノーカット版です。ぜひご覧ください。

れいわ新選組東海ブロック街宣@豊橋駅前(2021.03.13)
れいわ新選組東海ブロック街宣@豊橋アピタ前 (2021.03.13)

今回の記事に使用した写真は「れいわ新選組・若者勝手連」「れいわ愛知」「チーム駿河」のみなさまから提供いただきました。ご協力ありがとうございます。

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東海ブロック ボランティア大募集!

東海ブロックの大池さん、安井さん、すがやさん、3人の想いがこもった合同街頭演説会でした。今後の活動にぜひご注目ください。
熱い気持ちを持って立ち上がった3人ですが活動は始まったばかり。これからますますあなたのチカラを必要としています。 一緒に活動してみたい、ボランティアに参加してみたいというかた、 下記のサイトやSNSをご参考に、問い合わせしてみてくださいね。

大池ゆきお大池 ゆきお
島田市議会議員3期・静岡県議会議員2期
現 訪問介護所経営
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インタビュー「原発にNO!浜岡原発を廃炉に」
安井みさこ安井 みさこ
比例:東海ブロック
小選挙区:愛知10区
元参議院議員
元マッキンゼー・アンド・カンパニー アナリスト
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すがや竜すがや 竜
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