「私が、あなたの声になる。」れいわ新選組東京2区総支部長 北村イタル インタビュー

東京2区総支部長 北村イタル インタビュー

東京2区 総支部長・北村イタル インタビュー<前篇>

次期衆議院選挙に向けて、れいわ新選組から候補予定者が続々と発表されています。
支持者向けサイト「We are れいわ新選組」では、候補予定者のインタビューや、支部の紹介、ボランティアの活動などをお伝えしていきます。今回は、東京2区から立候補予定の北村イタルさんにお話を伺いました。熱量高めのロングインタビューをどうぞ!

学生時代~サラリーマン時代の政治観

- 本日はよろしくお願いします。あらためて自己紹介から、現在の活動状況など、色々とお聞かせいただけたらと思っています。

【北村イタルさん(以下、イタル)】 北村イタルです。私は早稲田大学の政治経済学部政治学科卒業で、当時から政治とは触れ合うような環境にいました。また、私は埼玉の桶川っていうところの生まれなんですが、母親がそこで地方議員をやっていまして、市議を確か今8期目かな。父親はメディアの人間で元々は毎日新聞に入って、その後、「サンデー毎日」「週刊金曜日」で編集長を務めました。そういった意味では育った家庭でも大学時代でも政治が身近にありました。

-  大学時代は何を専攻されていましたか?

【イタル】 大学で勉強していたのは、統計政治学、実証政治学という数字や統計を使ったような政治学です。投票行動理論なんかを勉強していて、例えばなんですけど、ある仮説を立てます。「農業に従事している人は自民党に投票する確率が高い」と言うような仮説があって、みんながそんなイメージを持っているかもしれないけど、実際にそうなのか、それを一般化してよいのか、他に変数はないのか、というのを実際の過去の投票データとかアンケートデータを使いながら実証していく、ということをやっていたんですね。数字を使う作業が元々好きだったと言うのもあって、これはその後の就職活動でも活かされた部分でした。
就職活動をしていた当時は、外資系投資銀行とか外資系コンサルに行くのが花形でかっこいいみたいな雰囲気があって、なんかそのブームに乗って就職活動をしていたら、ご縁があってゴールドマン・サックス・グループという投資銀行に入りました。

北村イタル

-  サラリーマン時代はどのような仕事をしていましたか?

【イタル】 投資銀行っていろんな部門があるんですよ。例えば、企業に対してM&Aのアドバイスをする部門だとか、資金調達の手伝いをする部門だったり。ほかにも、株とか債券のトレーディングをする部門とか。私がいたのはマーチャント・バンキング部門というちょっと変わった部門で、機関投資家などからお金を預かって資金のプールを作り、不動産とか不良債権に投資をしてリターンを投資家に返していくという仕事をしていました。専門分野で言うと不動産金融とか不動産投資、不動産証券化が一番強いです。前にいた会社が3社目で、ずっと同じような仕事をしていました。
大学までは政治が身近にある環境であったものの、仕事では全然違った環境にいて、とはいえ日本の政治自体は常に見ていたし、投票は一回も欠かしたことはないです。

-  ゴールドマン・サックスで働きながらどんなことを感じていたか、また政治の世界に飛び込むきっかけになったようなことがあればお聞かせください。

【イタル】 ゴールドマン・サックスを辞めたあと、仙台に行っているんです。当時、金融の知識、ヒト、お金は全部東京に集まるんですが、それが行き過ぎているなと働きながら感じていました。そんな中で、福岡で独自に不動産証券化市場を作ろうという動きがあったんですね。これはいいなと。ヒトとかモノとかカネを東京に集中させるんじゃなくて、地方に分散させなきゃ地方は衰退していくと思って、仙台に行きました。その後リーマンショックが襲って来るというとんでもない状況になったんですが…。そう言う意味で言うと地方の金融市場、経済を自分の手で活性化させたいという想いは、夢半ばで東京に戻ってきているというとこはあるんですけど。

-  大学入学前にも政治に興味はあったのでしょうか?

【イタル】 高校生の頃、川田龍平さんの「龍平塾」っていうのに一時期通っていたんですよ。だから、川田龍平さんには勝手にシンパシーを感じていました。川田龍平さんって最初は無所属だったんですけど、「みんなの党」が結党した時、そこに入党されたので「あーそうなんだ」と思って。実はそこで私は「みんなの党」の党員になりました。そういう意味で言うと自分自身に政治的に色が着き始めたのはその辺りの時期なのかもしれません。

-  そのあとご自身の政治活動がはじまるわけですね。

【イタル】「みんなの党」が分裂して「結いの党」という政党が誕生したのですが、私、その時に「結いの党アカデミー」のオンライン受講生だったんですよ。その時に提出したレポートがたまたま小野次郎さんという方から賞を頂きました。それが2014年の秋ぐらいだったかな。その後に、突然、衆議院の解散総選挙になったんです。
「結いの党」に所属していた私は、やります、という話をしていた中で、「結いの党」が「日本維新の会」と合流して「維新の党」ができて、結果「維新の党」の公認候補にその時なったんですね。時間もない中、地盤のない神奈川18区から出馬することになりました。結果は落選でした。
その後も維新の党の支部長ではいたんですが、「結いの党」系のいわゆる東京系と「日本維新の会」系の大阪系が案の定、安保法制くらいから反りが合わなくなって、結局また分裂しますとなって・・・
旧「結いの党」系・東京系の人たちは、その後、民進党に合流するんですけど、そうやって繰り返される野党の合従連衡がなんか嫌になっちゃって。「みんな誰のために政治やってんだろ?」みたいな、かなりうんざりした部分があって。そこで政党政治に参加することからきっぱり足を洗ったんです。

公認候補者に応募「演説動画、観ちゃったんですよ。運が悪いことに」

-  れいわ新選組の公募を送るまでのいきさつを教えていただけますか。

【イタル】 妻と結婚して、その後、妻が区議会議員になるというので、その選挙で選対本部長を務めました。無事に当選しました。これで私も、自分の政治的なメッセージを代弁してくれる人ができた、ということで、そこで自分の中での政治活動はいったん終わったんですね。「もう二度と自分が表舞台に立つことはないな」と。それまでも妻と一緒にいろんな方の選挙の応援には行っていました。例えば、前々回の参議院選挙だと民進党の副代表だった小野次郎さん、前回の衆議院選挙だと落合貴之さん。落合さんとは今でも仲良いです。あとはカジノ誘致反対を打ち出して横浜市長選挙に挑戦した伊藤大貴さんなど、知り合いで応援したいと思える方が出馬するときには応援に行っていましたが、最後に妻が当選して、少し肩の荷が降りた状態でした。誰かの手伝いに行くことはあったとしても、自分が表に出ることはもうないなと思っていたし、やるつもりも全くなかったです。

北村イタル

-  その心境から、どうして公募に応募を?

【イタル】 皆さんと一緒で、たまたま、Facebookか何かで山本太郎の演説動画が流れてきたんですよね。観ちゃったんですよ。運が悪いことにですね。今考えれば、あの時観なきゃよかった、とも思いますが(笑)
一番最初に観たのが、「死にたくなる社会を止めたいんだ」って泣きながら演説している有名な動画だったんです。あれを観てしまって、ちょっともらい泣きをして。なんて言うんですかね、人々の生活とか命のことを語る政治家って、いたにはいたと思うんですけど、そこを全ての行動理念の第一順位に持ってきた政治家って、多分、彼が最初じゃないかって思っているんです。全ての行動の原理が、彼はそこからスタートしていると思います。そこにちょっと感動して、でもまぁその時は「感動した」で終わっていて。街頭演説を観に行ったり、寄付をしたりはしていました。でも、特段自分からどうこうするとは全然考えていませんでした。

-  そこから徐々に心境に変化がでてきたんですね。

【イタル】 山本太郎っていいことを言っていて、なんで政治家をやるのか、それは目の前に困っている人を救うツールとして「政治」っていうものがあるなら、使わない理由はないじゃないかという話をするんです。それはまぁ、確かにその通りだな、と思って。私は自分で勝手に政治活動にピリオドを打っていて、妻がいればなんとかなるかな、みたいに、そもそも戦うことを放棄していました。それで思い直して、公募をしてみようと。公募を出したって通らないだろうと思っていたので。半分、山本太郎と会えるんだったら、出してみようかなぁくらいな、そんな感じで実は書類を提出しています。写真も送るんですけど、私、神輿を担いでいる写真とかふざけた写真を送ってますからね(笑)特に相手にされないかな〜と思っていました。

-  候補予定者に 決まった時、正直どう思いました?

【イタル】 悪い冗談なのかな、と一瞬思いましたけどね。本当に。

-  冗談(笑)今の心境はいかがですか?

【イタル】 喜ばしいことっていう感覚は全くないです。単純に、地獄に飛び込みに行っているだけじゃないですか。「何やってんのかな?俺?」とか今でも時々思いますもん。でも、誰か他に適任な方がやるんだったら別にそれでいいですが、誰もやらないんだったら自分でやるしかないと思っているだけなんです。(議員への立候補より)サラリーマンの方が安定していると言うのは全くおっしゃる通りです。

北村イタル
後楽園駅前・れいわ新選組の街頭演説でマイクを握る

(インタビューは後半に続きます!)

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