【れいわ新選組・2020.11.20 合同街頭演説】辻村ちひろ(東京8区)第2部 テキスト版

辻村ちひろ

れいわ新選組・合同演説を開催

2020年11月20日、次期衆議院選挙にて国政政党「れいわ新選組」から立候補予定のメンバー8名が新宿西口に集合、合同演説会が開催されました。各々のスピーチを文字起こししました。前後の掛け合いを含めてどうぞ!

日本一個分の暮らし誰も犠牲にしない、誰も人の犠牲の上に立たない社会をつくりたい

渡辺てる子(司会・進行):
ありがとうございました、三井さん、もう熱くて熱くて日照りがしそうです!この熱さの次には、一見クールなんだけどやっぱり心がホット!熱きロック魂の参院選オリジナルメンバー!何で笑ってんの(笑) 我が同志、辻村ちひろさんです!


辻村ちひろ:
ありがとうございます。東京8区総支部長の辻村ちひろです。そりゃね、この2人に囲まれたら影薄くなりますよね(笑)はい、と言うことで負けずに頑張りたいと思います。先ほど川辺川ダムの話をしました。またマニアックな話かもしれませんけども、愚直に僕は環境問題、都会に関係ないという言葉をいただいても、環境問題、しゃべり続けたいと思ってます。

長崎県の佐世保市の隣に川棚町というのがあるのをご存知でしょうか。そこには石木ダムという計画があります。石木ダムの計画地には13世帯の方が今でも暮らしています。でもその人たちの持っている家屋土地、これは強制収容で、もうすでに国のものになっています。でもその13世帯の人たちは暮らしています。この石木ダム、何のためのダムか?これは佐世保市の水道水確保のためのダムです。そのために13世帯の人たちは先祖代々暮らしてきたその土地を奪われようとしています。ここまで聞いた時に、皆さんどういう風に感じますか? 私は誰かの犠牲の上に立つ公共事業というのは罪だと、害悪だと、私は思ってるんです。「公共事業というのは全ての人にとってプラスになるものでなければ、公共事業ではない」と、私はそう思うんです。

かつて民主党政権が、「コンクリートから人へ」という風に掲げました。これは公共事業が良くないというイメージの中で、おそらくコンクリートから人へという風に言ったんだと思います。私は公共事業が悪いとは思っていません。公共事業がごく一部の人の利便性を強化するためだけに使われてきたからこそ問題なんだと。だから、全ての人にとってプラスになる公共事業なら、やればいいじゃないか。れいわ新選組は「コンクリートも人も」というキャッチフレーズです。

いっぱいあるんです大事な公共事業、今の石木ダムの話もう少しさせてください。石木ダム、必要とされている佐世保市内の水の量、これとほぼ同じぐらいの量が、実は佐世保市の地下で、水道管から漏水してます。この漏水止めてあげることの方が、全ての人が喜ぶ公共事業じゃないですか?自然を壊さなくて、先祖代々の土地奪わなくても、みんながハッピーになる公共事業あるじゃないですか。なぜそっちをやらない?

誰かを不幸にする公共事業なんて本末転倒なんですよ。リニア中央新幹線、これも一緒です。リニア中央新幹線で便利になるの、どこの人ですか?残念ながら東京の人です。便利になる人いますね。あと大阪の人、名古屋の人。でも線路が通るのどこですか?トンネルの出口から出る大量の土砂を受け止めているのは長野県の大鹿村っていう小さな村ですよ。そこに残土がいっぱい置かれてます、そういう人たちの犠牲に、僕たちは乗っかっていいんでしょうか?

そういう人たちの犠牲の上に立って、静岡の人なんか2トン水がなくなるんですよ。毎秒です。そういう犠牲の上に立って東京から名古屋で40分で行きたいと思います?大阪まで67分で行きたいと思います?僕は思わない。

辻村ちひろ

誰かを不幸にする公共事業まだあります。原子力発電所。エネルギー供給基地は地方に作り、そして僕たちはパチッと電気を点けたら、こんなに煌々とした、そういう場所にいることができる。都会の人たちって地方を犠牲にしてる。そのことに、もういい加減気付きませんか?それが自然保護問題なんです。僕が守りたいのは奥山の自然じゃないんです。地方の、そこで暮らしてる人たちの人と自然とのかかわりを守りたいんです。そこに暮らしてる人たちの暮らしを奪うことをやめさせたい。それが自然保護なんです。

だから僕は戦ってるんです。公益財団法人日本自然保護協会にそのままいた方が生活は安定しました。でも飛び込みました。それはなぜか、この国の法律を作るのは立法府だからです。私は立法府を変えたいと思った。そして、普通の政治家になりたい人は総理大臣になりたいと言うんですよね。違います。私は政治家になること、目的じゃないです。しいて言えば環境大臣をやらせてください。僕に環境大臣やらせてください。そしたら日本が周回遅れになってる環境法制、すべて変えます!周回遅れの環境法制、すべて変えます!それを是非やらせてください!

そのために皆さんの力が必要なんです。れいわ新選組たった一人で代表が立ち上げてくれました。これプラットフォームなんです。僕たちはそのプラットフォームに乗っかって手を上げて選挙、というところにいっています。でもプラットフォームに乗っかって手を挙げるだけがれいわ新選組のメンバーじゃないんです。自分たちの立ち位置で自分たちのいる場所で自分たちがひとりひとりが山本太郎の役割を演じてください。山本太郎に全てを期待するのではなく、皆さんがそれぞれの立場で選挙に出ることもそう、ボランティアすることもそう、すべてのことは「山本太郎」なんです。皆さんひとりひとりが山本太郎。言葉を変えると、山本代表の言ってる言葉を借りると「皆さん一人一人が最高権力者なんです」

私たち、もし国会に行かせていただいたとしても、代理店の店長みたいなもんなんです。主役は皆さん。だから我々に期待をするのではなく、一緒に新しい時代、誰も犠牲にしない、誰も人の犠牲の上に立たない、そういう社会をつくりましょう。
私たち地球の裏側からも収奪しちゃってる、こういうことを止めて、日本一個分の暮らしをして、誰も犠牲にならない社会を目指す、そのことを私は訴えさせて頂いて、辻村の演説を終わりたいという風に思います。ありがとうございます。

合同街頭演説・スピーチまとめ

辻村ちひろ インフォメーション

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辻村ちひろ辻村 ちひろ
比例:北陸信越ブロック
元環境保護NGO職員
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