連載企画「ボランティアインタビュー」
当サイトは、れいわ新選組のことが気になってる人が、ボランティアチームや政党自体ともっと近づけたらいいな、というコンセプトで運営しています。そうなると気になるのは「どんな人たちがボランティア活動しているの?」。実態を調査すべく全国各地で活動している仲間にインタビュー。
連載企画、と言いながらだいぶ間が空いてしまいましたが…今回のインタビューは、「れいわ勝手連とやま」のさびさんにお話を伺いました。(※2021年1月20日時点の内容になります)
「れいわ勝手連とやま」メンバーインタビュー
- よろしくお願いします。早速ですが、れいわ新選組を支持するようになったきっかけは何でしたか?
【さびさん(以下、敬称略)】山本太郎さんのことは311の後の反原発の活動や、三宅洋平さんとの選挙活動などで気になる存在ではあったんです。ただ富山に住んでるってこともあって実際には投票できないし。そもそも政治に関わるのはめんどくさいイメージだったので、まあ、がんばってね、って他人事のように思ってたんです。でも太郎さんが2019年4月にれいわ新選組を立ち上げて、参院選がはじまって…。その直後くらいだったかな、小倉の街宣動画を見て…ああ、これはもう知らんぷりしてる場合じゃないよな~って。
- きっかけは小倉の演説、私も一緒です。れいわ新選組を支持するようになって、はじめてのボランティア活動は何から始めましたか?
【さび】富山で太郎さんのポスター講習会があったんです(当時の公式Twitter)。雨で、街頭演説が変更になってしまって。その場で太郎さんの呼びかけで、ポスター貼りのグループを作ったんです。そのあと、そこで知り合った方と一緒にポスター貼りをしたのが最初でした。怖いもの知らずで富山駅前の高級住宅地を回ったんです。結局貼ることはできなかったんですけど、同じ気持ちを持ってる人とおしゃべりできたのが何よりも楽しかったです!
- 共感できる仲間と一緒に行動するって楽しいですよね。「れいわ勝手連とやま」はどんな感じのグループですか?メンバー構成などについてお聞かせください。
【さび】メンバーは県内各地、20代から80代まで。市民活動をずっとやってきたベテラン陣から、私みたいに政治に関わるのは初めてって人までいろんなタイプの人がいます。
れいわ勝手連とやまは、富山でのれいわ新選組支持者の「プラットフォーム」の役割を目指してるんです。主にSNSやメーリングリストで情報の共有はしてるんですけど、指示系統があるわけじゃないし、リーダーの掛け声で何かするっていうわけでもない…
- グループで何かやりたい時はどういう進め方になるんですか?
【さび】こんな応援をしたいってことがある人が「誰か一緒にやる人いませんか?」って募って、それに賛同する人が集まる流れで、それぞれにやりたい応援をしましょうね、って感じでやってきてるんです。メンバーの中にはもっとはっきり組織化したほうがいいんじゃないかなって思ってる人もいるかもしれないけど、個人的には今のままでゆる~くつながっていける形のほうがやりやすいなと思ってます。
―特に大切にしていることなどありますか?
【さび】 「できないあなた・自分を責めない」ってことかな~。
メンバーの中には引きこもりだったり、しょうがいを持っている人もいて、その人たちの話を聞くと、ボランティアをできない自分をすっごく責めていたりして…でも、みんながポスター貼りに行けるわけじゃないし、それが出来ないから支持者失格だってことはないはずですよね。だかられいわ勝手連とやまは、「心で応援」大歓迎!なんです。最終的に選挙で1票入れてくれれば最高!それだけでもう満点!!ってことで。何かをしなくちゃボランティアじゃない、って、れいわ新選組は「生きてるだけでいいんだ」って言ってる政党だもんね(笑)。まあ、できればゆる~~くつながっていきませんか?ってことです。
― ボランティアですし、気負わず横に広げていくことが大事ですよね。ちなみに、このイラストは…?
【さび】 あ、これは、他県の支持者の方が描いてくださったんです。れいわ勝手連とやまの説明をイラストで紹介したいよね~って相談してる時に、似顔絵の参院選メンバー紹介チラシを見たメンバーが「これ描いた人すごいよ」「頼んじゃおうよ」って。その方と連絡が取れたので無理を承知で頼んだら快く引き受けてくださって…。全部ネット上でのやり取りで、実際には顔も合わせたことないんですけどね。こういうつながりができるのも楽しいですよね。
れいわ勝手連とやまとしては、今までにどんな活動をしてきたんですか?
【さび】 蓮池透さんの講演会や、山本太郎さんの映画「ビヨンド・ザ・ウェイブス」の上映会など大きな企画もありました。その時は県内だけではなく、新潟や石川、福井からもたくさんの方が応援に駆け付けてくださって、とっても感動しました。
細かいところでは、一緒にれいわ新選組の動画を見る会、ポスターの裏に両面テープを張る会、ポスター貼りの時に使うバッグを作る会、なんていうのもありましたね。
コロナ以前は、ポスター貼り活動なども定期的にしていたのですが、今はコロナもあって、なかなか外で動けないのが辛いところです。
―コロナの不安で、どのように活動していったらいいか悩んでるグループが多いですよね。富山では今はどのようなアクションをしていますか?
【さび】 現在は、顔を合わせなくても大丈夫なチラシのポスティング、「財源研究室」さんチラシだったり、ボランティア仲間が作った「消費税は廃止」などの党が公式で発行している以外のものも配布したりしています。
「全国市民メディア」(※投票率のアップを訴える街宣車での活動)に賛同している人はそっちの活動をしたり、県内各地の「野党共闘」について動いているメンバーもいます。メーリングリスト上ではいつもと変わらず色々な話題が話し合われていますよ。私はSNSでの情報拡散などネット上での活動が増えました。
- ボランティア活動をしていて、うれしいと感じることはありますか?
【さび】ポスター貼りでは、日ごろは話すこともない人と出会って話を聞くことができるのがとっても楽しいです。あとは、このボランティアを通じてたくさんの方と出会って、世界が広がったような気がします。
- 逆に、大変だなぁと思うことがあれば。
【さび】仕事と家庭とボランティアと・・・やりたいことがいっぱいあって、そのバランスをとることですかね~。ついつい夜更かししちゃうとか(笑)ポスター貼り依頼は、経験を積んでも断られ続けるとやっぱり落ち込むので、一緒にやってくれる仲間がいると全然違いますよね。おしゃべりしてるうちに落ち込んだのも忘れちゃって、また次頑張ろうね!って思えるから。
- れいわ新選組に対して、ボランティアチームとして要望などはありますか? 本部のかたも見てくれてるかも(笑)
【さび】 うーん、各県で積極的に動いているボランティアグループとは密に連絡を取れるシステムを作ったほうがいいんじゃないかな…。各地域のグループごとに体制もスタンスも違うだろうし、なにか気に入らない事があったら辞めちゃう人もいるから難しいと思うけど。でも、せっかく全国に存在するグループを使わないのはもったいないなぁと思いますね。あと、私はそんなに気にならないけど、地元に候補者が本当に出るのかなとか、出してほしいな、っていうメンバーもいますね。どうなんだろう?出たらもう大変だろうな~…。
- 公認候補が発表されているかどうかで、活動の仕方も違ってきますよね。候補者がいなくてもモチベーションが保てるような政党との連携、確かに必要かもしれません。最後に、今後予定している活動や、やってみたいことなどあれば教えてください。
【さび】やっぱり基本のポスター貼り活動がもう少し出来たらいいなと思ってます。あと、またみんなで気軽に集まってわいわい話ができるようになったらいいな。れいわ新選組の支持をしてる人たちみんなユニークだから、話していてとっても面白いので(笑)
- ありがとうございました。引き続き協力しあって広げていきましょう!
「れいわ勝手連とやま」インフォメーション&連絡先
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