「国の財源は税金?」財源研究室さん制作のチラシ紹介

財源研究室

国の財源…ってなんだろう?

2020年度当初予算の国の一般会計歳出は102.7兆円。社会保障、地方交付税、公共事業、防衛費…様々な用途に分配・利用されています。加えて補正予算でコロナ対策の給付金や補償の整備、GoToキャンペーンなどの施策も行っています。このような国のアクションひとつひとつに「予算」が使われていて、いわゆる「国の財源」をどう使っていくのかが国会の争点となります。

多くの国民が「国の財源」は「税金」だと思っています。家計でいえば、給与などの収入があって、支出をやりくりするイメージですよね。実は「家庭」と「国」では大きな違いがあるのですが、これを的確かつ簡潔に説明するのって難しい!そんなもどかしさを解決してくれる(かもしれない)チラシを作っているのが「財源研究室」のみなさんです。今回は、財源研究室さんにチラシの紹介と説明について、寄稿をいただきました。さてさて、お勉強タイムです!

財源研究室とは?

特色1:財源は「供給能力」

れいわ新選組関係者、支援者の皆様、はじめまして。
(国の、本当の)財源チラシを作成・配布している財源研究室と申します。財源研究室は政党中立で取り組み広げています。紹介の機会をいただき、誠にありがとうございます。

財源研究室は、”国の本当の財源はお金ではなくモノ・サービスを提供する「供給能力」であること”を広げるために立ち上げました。
*れいわ新選組では供給能力ではなく、インフレ率の上限という言葉を使って積極財政の限界の説明をしています

【財源は供給能力】という表現は、れいわ新選組と同じく積極財政を目指す反緊縮派と呼ばれる中でも全く認知はされていませんでした。
一方で、お金や需要側にばかり焦点を当てた説明では、本来、清貧や他人を想いやる気持ちの強い日本人には、積極財政の必要性が上手く伝わらないばかりか誤解される恐れを感じていました。
財源は国債発行という説明では、”何だ将来にツケ残すだけか”の浅い理解でよく話を聞いて貰えず通り過ぎていってしまう恐れを感じていました。

そこで、財源研究室では、【財源は供給能力】という、より本質に近い説明での新たなアプローチで広げていこうとしています。
*このアプローチが唯一の現状の突破口であると主張する気はありません。反緊縮派、れいわ新選組等の積極財政の伝え方の選択肢を広げるために提案しています。

参考:著名人の【財源は供給能力】の表現 森井じゅんさん 田島つよしさん

特色2:チラシ

取り組みにあたって、更に2つ、今まで一般的でないことをしています。
1つはチラシの形での情報拡散です。
これまで反緊縮派での拡散はYoutube、ブログ、SNS、講演会、書籍化が一般的でした。
無数の先輩方と同じように【財源は供給能力】を広げていっても今の緊縮の流れに対し遅くなりますし、何よりまず初めに先輩方に分かりやすい形で新たな伝え方の提案をして理解を広げていく必要がありました。
そこでチラシの形を取っています。

チラシについてはまた後で説明します。

実際のチラシを配れるように仕組みも整え、インターネットに慣れていない世代にもアプローチ出来るようにしています。仕組みの構築については、れいわ新選組 応援団 消費税やめ隊のやり方を見習っておりますm(_ _)m

特色3:緩い組織化

もう一つ、これまで一般的でない取り組みをしています。
拡散戦略上、緩い組織とすることです。

れいわ新選組でもあるかもしれませんが、積極財政目指す反緊縮派では、それぞれの理解度や思想等の違いから内側での論争も多いところで一つにまとまるということが中々に難しいところでした。

cargoさんの反緊縮派の実情(2020年9月7日ツィート)より

この多様で個性豊かな諸先輩方の理解・協力を得るために、あえて緩い組織としています。
財源研究室は団体というより国の財政をテーマとしたプロジェクト、プラットホームがより適切です。
あえてぼんやりとした状態におき色をつけずに、様々な立場・お考えの方がチラシを利用し、更にはアレンジし自分達の色に染めやすくしています。

更に、無関心層への呼びかけ音源(全国市民メディア等)、経済用語集(エンデバーさん)、リンク集(経世済民猫/たかさん)、チラシ連携(消費税チラシ/とらたぬこさん)というように、財源研究室のテーマを越えて広く緩やかな連携を形成出来るように取り組んでいます。

この緩い組織化については、強固な政党組織だけでなく、れいわ新選組の組織についても長所・短所共に参考にし学ばせて頂いております。
*財源研究室の緩い組織化がベストだとも思ってもいません。模索を続けています。

無関心層への呼びかけ音源は、れいわ勝手連とやまの「声優」さん初め、れいわ新選組支援者の方々のおかげで、財源研究室サイト上へ掲載出来ており、皆様の寛大さには深く感謝しております。

このように、財源研究室は、それぞれのやりたいことを大切にしており、やりたいことに取り組みのが一番だと考えています。

財源研究室は組織の規模を大きくするのではなく、他との連携の形で出来ること広げています。
この紹介記事読んで初めて財源チラシ作っている財源研究室のこと知った方とも今後、何らかの連携出来たら嬉しい限りです。

チラシの紹介

チラシの概要

チラシの紹介に移ります。

縦に2枚折りで使用 外面
縦に2枚折りで使用 中面

財源チラシの説明は、
項目01. 本当に必要なのは、お金ですか?モノ・サービスですか?と誰もが納得せざるを得ない質問からモノ・サービスを提供する供給能力へと話を入っています。

これまで積極財政の説明のメインだったお金の説明を項目〇、項目◎であえて補足扱いとしています。
*財源は国債とか通貨発行権とか言うと、脊髄反射の拒否反応する方に対処の一環として

【本当の財源は供給能力】から本当の財源の性質-お金のように貯めることは出来ない、使わなければ減っていく-の説明から、今、積極財政しなければならない理由について話を進めています。

この財源チラシ、【財源は供給能力】の特色の一つは「国の借金」はウソだからもっと政府支出出来る、ではなく、国の本当の財源である供給能力を護るためには、もっと政府支出”しなければならない”という 従来より強い表現で積極財政の必要性を訴えられる点にあります。
「政府支出出来る、can」ではなく、「政府支出しなければならない、must」です。
積極財政を訴えるれいわ新選組でも、強烈な支援材料になると思いますが如何でしょうか?

新版への改定ポイント

この現在の財源チラシは第4版でして、昨年8月末に公開した初版からタイトル名含め全ての項目を見直しています。
改定に当たっては、ツィッターを中心に多くの方々からアドバイスを頂き、伝わりやすい今の形に出来ています。

第4版では、特に供給能力に関する説明を分かりやすく改定しました。
*前回の第3版ではお金に関する説明を分かりやすく変えています。

更に、お金より供給能力の話に目がいくように、項目番号も配慮し変えています。

03説明〆の言葉:本当の財源「供給能力」を減らすこと=将来へツケを残すこと。
チラシ サブタイトル:供給能力-日本の技術・設備・資源、働き生活する私たちーこそが本当の財源だった!
も気に入っておりますが、如何でしょうか?

詳しい改定経緯についてはこちら

インパクトのあるタイトルバージョン・外面

チラシ配布について

この財源チラシは次期衆院選に出る候補者の方には、800部まで、他団体様には400部まで無償供試をしています。これまで旧版お回ししていたところにも、また別に新版(第4版)をお回し出来ます。
れいわ新選組の候補者様、勝手連様でもご検討頂けましたら幸いです。

れいわ新選組の独自の公式チラシ”財政破綻しません”のチラシと併用使用し、簡単な説明で納得しない方、政治色を嫌う方には特に財源チラシを矢表に立たせて頂けたらなと思います(笑)

ポスティング時の手渡しで確認していますが、財源チラシは手渡しで受け取って貰える確率が大変高いチラシです。
ソフトな表現のタイトル(そうだったのか!国の財源)のチラシで説明の仕方の工夫もすれば、ほぼ受け取って貰えます。
インパクトのあるタイトル(国の財源は税金じゃなかった!)はひとを選びますが、あまり説明しなくてもパッと受け取ってくれ、街宣でのビラ配りに向いています。

チラシが欲しい方は申し込みフォームから受付しています。
チラシに関する問い合わせはEメールアドレス:resource1@zaigen-lab.info からでも受け付けております。

最後に

以上で、財源研究室の紹介を終わります。

【財源は供給能力】というテーマを元に活動している財源研究室ですが、様々な考え、立場の方々と今後とも緩く連携していけたらと考えています。
不都合ある場合は、発行元から財源研究室外したアレンジチラシの作成も承っております。 何か連携出来ることがありましたら、宜しくお願い致します。心よりお待ち申し上げております。

財源研究室

財源研究室 インフォメーション

国の財源は税金ではない
この論拠をもとに、チラシ自体は分かりやすい表記で説明されています。興味あるかた、配布してみたいと思ったかたは是非連絡を取ってみてください。ホームページやTwitterでも財源にまつわる情報発信をされていますのでぜひご覧くださいね。

財源研究室 Twitter お問い合わせ

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