【マンガで伝える】いま必要な「動物愛護」とは

4コマ漫画「動物愛護」

4コマ漫画 動物愛護

動物愛護政策の3つのポイント

ペットショップで売れ残ったり、飼い主に捨てられてしまった動物たちは、里親・保護先が見つからなければ、保健所で殺処分となってしまいます。近年は自治体や省庁で殺処分をなくす取り組みが実施されていて、環境省の発表では、2008年度に27万6000匹だった殺処分の数が2017年度は4万3000匹に減っています。しかし、その多くは動物愛護団体や個人のボランティアが引き取って里親を探しているのが現状です。 動物虐待劣悪飼育の問題も日々ニュースになっています。国としてより抜本的な解決策を打つ必要があるでしょう。

れいわ新選組は主に3つの観点から政策を掲げています。
ペットショップでの生体販売禁止
 ブリーダーからの直接譲渡や、保護犬猫の譲渡を促進
動物実験の削減を強化、義務化
畜産動物のアニマルウェルフェアを世界レベルに

2019年5月2日、神戸・三ノ宮で行われた れいわ新選組・山本太郎代表の街頭演説の中で、参加者の質問に答える形で「動物愛護政策」について触れています。

ペットショップなどビジネスとしている関係者とどう折り合いをつけていくかなど一筋縄にはいかない課題もありますが、私たちと生活をともにする動物たちの命や環境をどう守ってくのかを国レベルで考えようと、動物愛護を「政党の政策」として明言している姿勢は広めていきたいです。

農林水産省も推進する「アニマルウェルフェア」

「アニマルウェルフェア」とは、動物が生活及び死亡する環境と関連する動物の身体的及び心理的状態、と定義されています。家畜を快適な環境下で飼養することで、ストレスや疾病を減らし、結果として、生産性の向上や安全な畜産物の生産にもつながるという点から、農林水産省も「アニマルウェルフェア」の考え方をふまえた家畜の飼養管理の普及を推奨しています。
農林水産省

「動物愛護」以外のれいわ新選組の政策

ワンちゃんネコちゃんをはじめとした動物の動画や写真は本当に癒されますね。その裏で悲しい運命を背負う動物たちがいるのも事実であり、その原因は紛れもなく人間のエゴにあります。
ペットを飼っている人もそうでない人も、自分なりにできる「動物愛護」とはなにか、この機会に考えてみてはいかがでしょうか。

れいわ新選組は「消費税の廃止」を筆頭に、生活に直結する複数の政策を掲げています。下記のリンクからご確認ください。

( illustration by バン )

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