【れいわ新選組・2020.11.20 合同街頭演説】中村みかこ(東京5区)第1部 テキスト版

中村みかこ(れいわ新選組)

れいわ新選組・合同演説を開催

2020年11月20日、次期衆議院選挙にて国政政党「れいわ新選組」から立候補予定のメンバー8名が新宿西口に集合、合同演説会が開催されました。各々のスピーチを文字起こししました。前後の掛け合いを含めてどうぞ!

「積極財政でデフレを解決して、生活の底上げをしないと少子化も解決しない」

辻村ちひろ(司会進行):
次、東京5区。世田谷、目黒の一部から、我々の仲間として手を挙げていただく方をこれから紹介したいと思います。元の職場、言って大丈夫なんでしたっけ? 東京都の職員だった方ということを聞いております。東京5区から、我々の仲間としてチャレンジする中村みかこさんにお話しいただきたいと思います。よろしくお願いします。


中村みかこ:
皆様こんにちは、こんばんは。東京5区から次の衆議院議員選挙で立候補予定のれいわ新選組・中村みかこです。私は、先ほどご紹介にあったように、東京都の職員をこの2020年の3月までやっていました。だからここはいつも通っていた場所なんです。同僚が通っていそうで恥ずかしいんですけれども。24年間、東京都の職員として勤めながら、子供が二人その間できまして、仕事と子育て両方やるっていうことが自分の人生の目標だったので、すごくそれが楽しくてやっていました。ですが、今の若者たちが、これができるという夢を持っていられるのだろうかっていう風なことを考えると、とても心配になります。

日本の少子化の話、2019年度の終わりで出生数も合計特殊出生率(※1)も下がっています。出生数は過去最少で、人口減少がこのために起こっている。49万人が減少してるんですね、1年間に。どれぐらいの人数かっていうと、私の選挙区、世田谷区だったら2年間でいなくなる。それから目黒区だったら半年でごそっと日本からその人口が消えていくんです。これってすごく危ないことだと思います。少子化ももう手遅れだっていう人もいますけれども、やはりなんらかの手を打たないといけない。少子化になると、もちろんモノを買う人が少なくなるわけですから、景気はもっと下がってしまいます。

それにもう一つ悲しいのは、この少子化が、 私たちが子供を産まないことを選んだから起こっている少子化じゃなくて、産むことを選べなかったから起こっている少子化だっていうことなんです。25歳から34歳の、これから子供を産む年代、4人に1人が非正規です。非正規の4分の3が、年間200万円未満の年収で過ごしている。(夫婦)2人合わせても400万円とか。子供のいる世帯の平均所得って700万円なんですよ。全然足りないんです。やっぱりこれは、デフレを解決しないと少子化も解決しないんです。私は子供がいたので、子育て支援とか、そういうことが少子化の解決に役立つのかなって思ってたんですけども、もっと話は深刻で、このデフレを解決して皆さんの生活を底上げしないと少子化も解決しない。ですから、この積極財政、これによってデフレを解決する。このれいわ新選組に、ぜひともご賛同いただきたいんです。

中村みかこ(れいわ新選組)

財源はどこにあるのってよく言われます。こないだ、私、地域通貨をやろうっていうグループのイベントに行ったんですけど、そこで、これだなと思ったんですね。地域通貨、まず最初に、通貨の発行者がいくらかくれるんですよ。皆さんに。使わないとなくなっちゃうんです。これ、インフレによく似てますよね。今の状況どうですか? 反対ですよね。持っているとお金が増えちゃうんです。じゃあ使わないですよね。地域通貨の発行者っていうのは、何を一番目標にしているかっていうと、その社会で地域通貨がいっぱい使われて、いろんな取引がなされて活発化すること、活性化すること、これが一番の目的なんです。今、どうですか? そうじゃなくて、なんかお金を消費税とかでむしり取られて、活動は活性化しない。みんなデフレでお金使わない。これが目的じゃないんです。

みんなが社会のためにできることを考えて売り出す。それをみんなでお互いに買って、楽しいなという気持ちを味わう。そういうことが大事。それが社会の目的、国の目的のはずなんです。ですから、この地域通貨ってすごく示唆的だなと思うんですね。まずは、国がお金をくれる状態なんです。それから、使うことが大事。それで、社会の中にいろんな財やサービスの価値を生み出していく。その財やサービスの価値を生み出すためには、生み出す人々がやはり余裕のある生活してないとできないですよね。こういった状況が、本当は国の目指すところだと思うんです。

れいわ新選組は積極財政によって、それを果たしたいと思っています。そして、みんなで少子化も解決して、人もちゃんと増えて、お金もちゃんと増えて、そして時間も増える。そういう余裕のある生活をできるような社会にしたいんです。子供たちにそういう社会じゃないと手渡せない。「お母さん、一体この社会どうしてこんなままにしていたの」って、子供たちに言われちゃう。そう思ったので、それだけは子供たちに言わせてはならないと思ったもんですから、もう積極財政言うなら国政に行くしかないよ、れいわでやるしかないよと思って、それで私は東京都を辞めました。あの、なんかもう将来のお財布のことを考えると暗くなるので、考えないようにしてるんですけど、皆さんと頑張りたいと思います。どうもありがとうございました。中村みかこでした。


辻村ちひろ(司会進行):
中村さん、ありがとうございました。

注1:期間合計特殊出生率…ある期間(1年間)の15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもの。1人の女性が仮にその年次の年齢別出生率で一生の間に子供を生むとしたときの子供の数に相当し、人口動態の 出生の傾向をみるときの主要な指標となっている。

合同街頭演説・スピーチまとめ

中村みかこ インフォメーション

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