【れいわ新選組】舩後靖彦のビジョンと政治活動 ~障害の有無を問わず、誰もが幸せになれる社会をつくる~

れいわ新選組 舩後靖彦 ビジョンと政治活動

憲政史上初、人工呼吸器をつけた国会議員

れいわ新選組所属の参議院議員 舩後靖彦さんは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)という難病を抱えています。病気の進行により全身の筋肉が衰え、呼吸することもできないため、日常的に人工呼吸器の助けを借りています。 政治活動のビジョンとして「障害の有無を問わず、誰もが幸せになれる社会をつくる」を掲げています。体は自由に動かせなくても、その精神活動は豊かで、議員としての仕事ぶりも素晴らしいものがあります。この記事では、舩後さんが参議院議員になるまでの経緯と議員になってからの活動をお伝えします。

参議院議員になるまでの経緯

働き盛りの41歳の時にALSを発症。自らの未来に絶望し、死にたいと願う日々を送りました。そんな時、知人の医師に依頼され自分と同じ病を持つ人の相談にのることになりました。そして、患者同士で支え合うピアサポートの活動を通して人を支える喜びを知り、生きる気力を取り戻しました。

病を抱えながらも、大学での講義・講演、福祉業界新聞の執筆活動、さらには介護関連企業で役員に就任するなど活躍。 そうした中で山本太郎さんと出会い、2019年7月21日の参議院議員選挙でれいわ新選組から出馬し、全国比例代表特定枠での当選を果たしました。

2019年11月7日の文教科学委員会では、参議院議員になるまでの経緯について次のように語っています。

 舩後靖彦:こうした(病の)経験を通じ、苦しみを感じて生きている人を励ますことに生きがいを感じるようになったのです。全身が動かなくなっても弾けるギターを発案し、人間の可能性に限界はないを示すため、全身麻痺ギタリストとして友人とバンドを組んでのライブ活動、大学で学生たちに自らの経験を伝えること、落選はしたものの松戸市議選に挑戦したこと、そうした活動の延長線に議員としての私の今があるのです。
国民の皆様、世界の皆様に伝えたいことは、強く生きようとする意志を持てば、私が国会議員になれたように、自らの夢、目標を実現できる、幸せを感じ、生きることができるということなのです。(舩後靖彦事務所YouTubeチャンネル

議員になってからの活動

国会のバリアフリー化が進む

ALS患者の舩後さんと、重度障害者の木村英子さんが国会議員になったことにより、国会内では本会議場の車いすスペースやスロープの設置などハード面でのバリアフリー化が進められました。また、声を出すことができない舩後さんのために、舩後さんが所属する参議院文教科学委員会では、①音声読み上げ機能のついたパソコンなど機材の持ち込み、②秘書らによる質問の代読、③再質問の際は文字盤で質問を作成する間は速記を止め、質問時間に含めない扱いとするなど、ソフト面でのバリアフリー化も進んでいます。このような合理的配慮は、舩後さん一人を特別扱いするものではなく、後に続く人々のためにも良い先例となることでしょう。

重視する政策「インクルーシブ教育

舩後さんには健常者が障害のある人を理解し、障害のある人とない人が分け隔てられることなく支え合う社会をつくりたいという願いがあります。そして、その願いから、議員として実現すべき政策の筆頭をインクルーシブ教育としています。

(※) インクルーシブ教育とは、 障害のある者とない者が共に学ぶことを通して、共生社会の実現に貢献しようという考え方

舩後靖彦:なぜインクルーシブ教育が必要なのか、それは私自身の経験から物語ることができます。企業戦士だった私は、自分がALSになるまで障害のある人と接する機会がほとんどありませんでした。このため、障害や病気のある人がどんなふうに生活しているかが分からなかったのです。以前の私のように、障害のない多くの方は、障害者や病とともに生きる方々と日常的に接する機会が少なく、障害者の日常がどういうものか知らずにいるのではないでしょうか。その現実を知らないために、障害や病に否定的な感情が生まれ、それが偏見や差別につながっていくのではないでしょうか。
こうした不幸な連鎖をなくすためには、先入観なしに付き合うことができる幼少時から、保育園、幼稚園、小学校で共に学び育つことが大切と考えます。 (舩後靖彦事務所YouTubeチャンネル

舩後さんの委員会での質問や要望書、国会外での活動などについては、舩後靖彦オフィシャルサイトにも詳しく載っています。是非チェックしてみてくださいね。

人々の声をくみ取っています

2020年11月23日、熊本で行われた れいわ新選組山本太郎代表の街頭演説の場で、1人の女性が舩後さんへの感謝の思いを述べました。

街頭演説聴衆の女性:私、舩後さんにお礼が言いたいことがあります。学校の一斉休校のときに子どもたちの家庭環境だったり経済格差だったり地域の格差によって、ICTの授業を受けられない子どもたちがいっぱいいて、教育の格差っていうのを実感しました。…中略…町議会の議員さんにもメールしましたけど、なかなか動いてくれなくて。文教科学委員会に所属されている舩後さんにもメールをして、委員会で取り上げてくださいました。5月21日の文教科学委員会で質問していただきまして、その時に萩生田文科大臣から義務教育の生徒たちに1人1台タブレットの配布を約束していただきました。少しづつですけども子どもたちの教育格差がなくなるように動いてくださったことに本当に感謝しています。ありがとうございました。(れいわ新選組公式YouTube

舩後さんはこの他にも定員内不合格問題や人工呼吸器を付けた子供の就学先決定に関する質問など、人々の声を丁寧に拾った質問をおこなっています。

また、舩後さんの質問は障害者ならではの視点で行われるものに限られず、さまざまな一般的な問題に広く及んでいます。

ぜひ今後の活動にご注目ください。

書籍紹介

2021年1月に、舩後さんの国会議員としての活動や生い立ち、日常生活などがわかる書籍「全身マヒのALS議員 車いすで国会へ 命あるかぎり道はひらかれる」が出版されました。是非読んでみてください。

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